JAバンク山梨食農教育出張授業
県内の小中学校や保育園・幼稚園などに出張し、全国に誇れる県産食材の理解促進を含めた「食と農に関する授業」を行っております。食への関心・興味を高め、地域の食文化、命と健康の尊さなどに対する理解を多面的に広げ、深めること等を目的とした“食農教育実践活動”です。
令和7年6月19日(木)・7月18日(金)・8月19日(火)池田くるみの木こども園
JA山梨厚生連、JA山梨みらいと共同し、池田くるみの木こども園(甲府市)の園児合計39名を対象に、食農教育授業を実施しました。
第1回開催である6月19日には、年中児(13名)へ「丈夫な身体作り」をテーマに栄養についての講義をしました。JA山梨厚生連の管理栄養士からの講義が終わった後には、「野菜ぴったり200gチャレンジ」を行い、1日に必要な野菜量の目安である200gを体感してもらいました。
第2回開催である7月18日には、年少児(15名)へ「じゃがいもについて」をテーマにじゃがいも料理やじゃがいもの栄養をJA山梨信連の職員が紹介しました。
第3回開催である8月19日には、年長児(11名)へ「地産地消ってなに?」をテーマにJA山梨みらい営農指導員を講師に講義をしました。地産地消について説明を聞いた後に、山梨県の特産物や、JAが運営する直売所について話を聞きました。講義の最後には、「ミニ農家体験」として、旬の野菜であるナスを袋詰めし、値札シールを貼る体験をしました。
全授業をとおして、クイズに積極的に参加する様子や熱心に実習を受ける様子がうかがえました。園児からは、「クイズがとても楽しかった。また来てほしい。」と感想をいただきました。
「丈夫な身体作り」授業の様子
「じゃがいもについて」授業の様子
「地産地消ってなに?_ミニ農家体験」の様子
令和7年7月4日(金)しらゆり幼稚園
JA山梨みらいと共同し、学校法人数野学園しらゆり幼稚園(甲府市)の園児19名とその保護者を対象に、食農教育と金融教育の授業を実施しました。授業ではJAみらいを講師として「山梨県の特産物と地産地消」についてクイズを交えて講義をしました。また「おかねの教室」と題して金融教育授業をJA山梨信連が講義を行いました。
授業の後には「お買い物体験」をしました。山梨県で収穫された旬の野菜を商品に金融教育授業で学んだことを活かしてお買い物をしてもらいました。
食農教育、金融教育ともに、クイズに答えるなど積極的にご参加いただきました。
保護者の方からも、「お買い物体験は楽しかった、とてもいい機会でした。」とご感想をいただきました。
令和7年4月24日(木)・25日(金)笛吹市立石和中学校
JAふえふき、笛吹市と共同し、笛吹市立石和中学校(笛吹市)の生徒330名(24日・1年生164名、25日・2年生166名)を対象に、食農教育と金融教育の授業を実施しました。授業ではJAふえふきと笛吹市を講師として「笛吹市の農業」と「峡東地域世界農業遺産」について講義をしました。また授業の最後には「SNSでの金融トラブル」をテーマに金融教育授業をJA山梨信連が講義を行いました。
「笛吹市の農業」については、JAふえふきの指導部職員が生産量日本一を誇る桃についての紹介や、農業で使用する機械の紹介、農作業中の事故についての話をしました。「峡東地域世界農業遺産」については、笛吹市役所の職員が世界農業遺産に認定された峡東地域のすばらしさ、それを未来につなげることの大切さを説明しました。「SNSでの金融トラブル」については、近年若年層がSNSを通じて金融トラブルに巻き込まれてしまう事案が多発していることからJA山梨信連職員が注意喚起を行いました。
生徒からは、笛吹市の農業について詳しく知れてよかった。今後の学びに生かしたい。と感想をいただきました。