2021年度JA バンク山梨
ニューファーマー育成スクール
JAバンク山梨は2021年11月11日から2022年2月24日まで「ニューファーマー育成スクール」を開催しました。
本スクールは、農業所得向上・地域活性化支援の一環として、周辺地域の農業経営モデルとして牽引役となる若手農業者(概ね2年以上営む45歳程度の方)の養成を目的とした、 “農業版ビジネススクール”です。
JAグループ山梨担い手サポートセンター・山梨県と連携し、NPO法人日本プロ農業総合支援機構(通称:J-PAO)の全面的な協力・支援のもと、財務管理や経営戦略、労務管理など計12回にわたるカリキュラムを実施いたしました。
2016年度より毎年開催され、今年度で6回目となります。修了生は60名以上となりました。
カリキュラムの中では、(有)ぶどうばたけの三森代表による「経営戦略とビジネスチャンス」、(有)木之内農園の木之内会長による「農業の現状と未来の可能性」と題して、先進経営農家の代表者による講演も行いました。
今年度も、新型コロナウイルスにより「先進地視察研修」や過去修了生を交えた「フォローアップ研修」は開催できませんでした。また、感染予防対策のため、スクール途中からリモートによる研修となりました。
最終的に8名の農業者の方が経営ビジョンに向けた自身の「5年後の経営改革プラン」を作成し、修了いたしました。修了生からは、「自身の現状を改めて明確に把握でき、目標や今後の展開を再確認できた」、「自身の知識不足を痛感し、他の受講生からは刺激を受けることができた」などの感想をいただきました。