JAバンク山梨自己改革の取り組み
当会は、会員JAへの安定的還元はもとより、「JAバンク自己改革」の継続した取り組みに、役職員一丸となって総力を結集し、地域農業の発展・農村地域の活性化にむけて、地域のみなさまに、より一層必要とされる存在を目指します。
地域農業の振興・発展と担い手支援への取り組み
「JAバンク山梨ニューファーマー育成スクール」の開催
JAバンク山梨では、本県農業の将来を担う農業者の高度な農業経営モデルの確立に向け、 「JAバンク山梨ニューファーマー育成スクール」を開催しております。
JAグループ山梨担い手サポートセンター、山梨県と連携し、NPO法人日本プロ農業総合支援機構(通称:J-PAO)の全面的な協力・支援のもと、「経営スキル」「経営改革プランニング」「経営マインド」の3つの視点からアプローチしたカリキュラムを用意し、受講生自らが「経営改革プラン」の策定をいたします。また、講義形式だけでなく、先進法人農家による講演も取り入れております。
「農業経営改善セミナー」や「山梨県立農林大学校」での情報提供
山梨県主催の農業者向けの経営セミナーや農業法人への就職等を目指す山梨県立農林大学校訓練生に対し、JAグループの紹介やJA農業融資の商品内容について、情報提供を行っております。
「JAグループ山梨担い手サポートセンター」との連携
担い手サポートセンターと連携し、新規就農相談会への参加や県内JAへ担い手支援に関する幅広いサポートを行っております。
「JAバンク食農教育応援事業」
JAバンク山梨では、子どもたちの農業に対する理解を深め、農業ファンを拡大し、地域発展への貢献を目的にJAバンクが一体となり展開している、「JAバンク食農教育応援事業」に取り組んでおります。
子どもたちが食・環境・農業への理解を深めることを願い、補助教材「農業とわたしたちのくらし」約1万冊を県内全小学校へ贈呈する活動や、県内の園児・小学生やその保護者に対し、県産食材を通じて“農業”と“食”の大切さや関わりなどを伝え、興味や関心を高めるための「JAバンク山梨食農出張授業」を実施しています。
「JAバンク山梨金融教育出張授業」の開催
昨今、成年年齢引き下げや投資による資産形成などにより金融リテラシーの重要度が増し、特に若年層からの金融教育が求められています。
この現状をうけJAバンク山梨では、地域密着型金融機関としての役割を果たすべく、組合員を含む地域住民・子どもたちに対し金融への興味・関心を促すと同時に、JAバンクを身近な存在として認知いただくため、金融教育出張授業を開催しております。
農業担い手金融への取り組み
JAバンク山梨では、農業担い手に対する金融支援のため、県内全JAに「担い手金融リーダー」を設け、JA農機ハウスローンや農業近代化資金を中心に農業融資に積極的に取り組み、地域農業の維持・発展に向けた金融仲介機能を提供しております。
資金名 | 概要 |
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JA農機ハウスローン | 組合員の方が農業生産性向上のための農業用機械、ハウス等を取得する際に、迅速かつ簡便にお借り入れいただける資金です。 |
農業近代化資金 | 農業の「担い手」の経営改善のための長期で低利な制度資金です。施設の取得・拡張・設備、機具購入、長期運転資金など幅広い資金調達をサポートしています。「認定農業者」の方は、さらに利子補給・助成の優遇措置が受けられます。 |
JAアグリマイティ―資金 | 施設の取得・拡張・設備、機具購入から短期の運転資金まで、農業に関するあらゆる資金ニーズに対応できます。 |
JAアグリスーパー資金 | 水田・畑作経営所得安定対策の対象者となる「認定農業者」の方に対し、農業経営に必要な運転資金を低利で提供する短期の運転資金です。 |
JA担い手金融ローン | JA において税務対応支援を受けられている組合員の方のための農業生産に必要な短期運転資金です。 |
やまなしアグリビジネスローン | 農業法人を中心に個人農家を含めた多様な担い手に対するサポートローンとして、農業生産や農産物の加工・流通・販売等に関する運転資金・設備資金等の事業性資金に対応しています。 |
やまなし新規就農者応援ローン | 農機具や農業用資材の購入をはじめ、住宅取得、農地の取得・改良など、新規就農後の経営安定化に向けて必要となる幅広い資金調達をサポートします。 |
やまなし農地再生支援基金 | 遊休農地・耕作放棄地を所得・再生するための資金のほか、その土地を利用した農産物の生産に関わる設備資金や運転資金にも対応しています。 |
JA災害緊急資金(新型コロナウイルス感染症対策資金) | 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、被害・影響を受けられ大幅な収入の減少(減収)をされた組合員をサポートします。 |